彼の情報・登場回

ここでは的場さんに関する情報や登場回をまとめます。
振り返りや確認などにお使いください。

的場静司

家族構成:父・母・姉・本人
所属:的場一門・妖祓い屋の若き頭首
身長:174cm
血液型:AB型
年齢:22歳(さそり座)

名取とは一歳違い(彼の方がひとつ上)
ただし誕生日が11月1日、11月12日なため11日だけ同い年になる日が生まれる。

的場静司 登場回まとめ


※公式情報(単行本/アニメ放送回)で確認できる範囲のみ記載
※曖昧な部分は断言せず「確認中」と明記



◆ 漫画:登場回まとめ(巻・話)


■ 7巻

「人ならぬもの」(第23話〜第26話)
的場静司の初登場回。
・妖の血を追っている祓い屋として登場
・夏目に興味を示し「友人帳」へ近づく導線になる
・祓い屋のやり方が「冷静で、非情」に描かれ、読者へ最初の印象が確立

■ 9巻

「東方の森」(第34話〜第36話)
・夏目が罠にかかり、座敷牢に閉じ込められる
・的場一門の式、術式、結界などの存在が強く描かれる
・夏目と的場の価値観の差がはっきりする回

■ 13巻

「連鎖の陰」(第52話〜第54話)
・的場から夏目に“手紙”が届く
・祓い屋の会合に夏目が「的場の式」という姿で潜入
・祓い屋内部の政治、裏切り、権力争いが示唆される
・的場が「なぜ過激なのか」が少し見える回でもある

■ 17巻(特別編)

「歪み無き世界」
・高校時代の名取と的場
・初対面の頃の距離感、会合での立ち振る舞い
・“若いのに既に頭首らしい”片鱗が描写

■ 19巻

「ふたつの輪」
・旧家の事件で再登場
・的場の右目に関する示唆がわずかに触れられる
(呪い/代償/祓い屋としての宿命と結びつく回)

■ 21巻(特別編)

「伸ばした手は」
・高校時代の名取×的場 番外編
・淡々としているが、当時から的場が“感情の線引き”をして生きているのが分かる回

■ 22巻(特別編)

「雨宿りの廃駅」
・鳥かごを持つ的場と遭遇(未アニメ化)
・何を考えているのか掴めない行動が目立つ
・敵でも味方でもない独特の立ち位置

■ 23巻

「約束の残る家」(第92話〜94話)
・儀式を代行し、依頼人を守る立場で登場
・夏目・名取と“利害一致の協力”が成立
・敵か味方かではなく「命を守る代行者」という側面が見える回

■ 25〜26巻

「依代の眠る里」(第100話〜104話)
大型エピソード。
・名取が的場を伴って夏目の救出に向かう
・祓い屋としての実力・判断・組織力が一気に描写
・“敵同士なのに同じ方向を向ける”非常に象徴的な回

■ 28巻

「三枚の写真と奇妙なお茶会」(第112話)
・的場登場回として確認報告あり
※詳細は単行本確認を推奨(未アニメ化)

■ 30巻

「とある少女の肖像」(第122〜123話)
・的場登場回として確認あり
※詳細は単行本確認を推奨(未アニメ化)

◆ アニメ:登場回まとめ(シーズン・話数)


■ Season 3(参)

第6話〜第7話「人ならぬもの/祓い屋」
アニメ初登場回。
・冷徹な祓い屋としての印象が一気に広まった回
・この時点で夏目の存在に興味を示す

■ Season 4(肆)

第1話〜第2話「とらわれた夏目/東方の森」
・座敷牢の件
・夏目と的場の関係が対立のまま深まる

■ Season 5(伍)

第3〜4話「祓い屋からの手紙/連鎖の陰」
・祓い屋の会合
・夏目が“的場の式”として潜入
・人間の社会の中に妖の思惑が入り込む緊張感が描かれる

第8話「歪み無き世界」
・高校時代(名取/的場)の過去回

■ Season 7(漆)

※的場の登場が確認された範囲
第6話「廃駅・ふたつの輪」
・右目の示唆
・夏目は的場を“敵”と断じ切れない雰囲気が強くなる

第9〜10話「儀式を阻む者/約束の残る家」
・儀式代行
・名取と夏目と的場の関係が緩やかに変化する

第13話 特別編「伸ばした手は」
・高校時代(名取視点)
・若い頃から完成されたような空気を纏っていたことが分かる

【考察】30巻以降の的場静司についての整理 


30巻以降、的場静司は以前のように物語の前面には出ていない。しかし、登場しない期間は「役割が終わった」というよりも、作品世界の裏側で動いている段階と考えられる。 

30巻「とある少女の肖像」では、的場本人よりも、的場家が持つ術具や情報網、財力などのリソースが描写される。これは、個としての的場ではなく、的場家という組織の存在感を再確認させる回だった。夏目や名取に対し、直接的な干渉は行っていないが、引き続き状況を把握している位置にいることが示唆される。 

31巻では、的場家の血縁である史信が物語に関与する。本人は表に出ないまま、家系そのものの思想や危うさが描かれる構成となっている。これは、的場個人ではなく「的場家」という構造を物語に残すための描写であり、的場家が完全に退場したわけではないことが分かる。 

32巻では的場の登場は確認されていないが、夏目と名取、それぞれの「日常」と「安全」が再確認される回となっている。夏目友人帳では、このような日常回の後に長編や祓い屋関連の大きな展開が置かれることが多いため、今後の長編の予兆と考えられる。 

以上の点から、的場静司は今後の長編回で再登場する可能性が高い。特に、的場家の術具収集、史信の目的、夏目の能力変化、名取との利害関係など、未回収の要素が残っているため、物語全体の整理が進んだ段階で再び表に出ることが予想される。再登場の時期としては、33巻から34巻の長編が最も可能性が高いと考えられる。 

【考察】的場静司の「厄年」はいつだったのか


本稿では、原作設定資料集に記載された年齢・誕生日などの公式設定と、作中の時代背景から逆算し、的場静司が迎えた「厄年」を年次まで推定する。

作品中で明言される項目ではないが、祓い屋という職業的背景や、家系にまつわる呪い・祟りというテーマ性から、厄年は象徴的な意味を持ち得る。
そのため、本考察では“現実の暦に作品世界を重ねる”形で検証を行う。



■ 前提:プロフィール(公式設定資料集より)
 • 氏名:的場 静司
 • 誕生日:11月1日
 • 年齢:22歳
 • 身長:174cm
 • 血液型:AB型

(※原作の設定資料集に明記されている内容に基づく)



■ 作中の時代背景

『夏目友人帳』の物語は、明確な西暦は提示されていないが、以下の描写が繰り返し見られる。
 • 折りたたみ式携帯電話が主流
 • スマートフォンは普及し始め程度
 • 郊外の鉄道・住宅・車両のデザインが平成後期に近い
 • 夏目貴志は高校1〜2年生(16〜17歳)

この点から、多くの考察では
2000年代後半〜2010年前後の日本
が最も矛盾が少ないとされる。

本稿では便宜上、
2010年頃に夏目が高校生(16〜17歳)
という前提を置く。



■ 的場静司の出生年の推定

2010年時点で22歳という公式設定から逆算すると、

2010 − 22 = 1988年生まれ

と考えることができる。



■ 厄年の基礎(男性)

厄年は「数え年」で計算される。
 • 前厄:24歳
 • 本厄:25歳
 • 後厄:26歳

数え年は、誕生日を問わず

満年齢+1歳
で数える。



■ 的場静司に当てはめた場合

1988年生まれの男性における厄年は、以下の通りになる。

前厄 24歳 年次:2011年
本厄 25歳 年次:2012年
後厄 26歳 年次:2013年

■ 結論

作品世界を2010年前後と解釈し、
公式設定資料集の年齢を基準にすると

的場静司の本厄は 2012年
(不運や不安定期が重なる前後の期間は、2011〜2013年)

と推定できる。



■ 作中設定との親和性

祓い屋は「穢れ・祟り・呪い」を扱う職であり、的場一門は代々、異能や式神を用いて妖と対峙している。
そのため、以下のような解釈に繋げられる余地がある。
 • 厄年は、霊的負荷・呪詛・式の消耗が大きくなる時期
 • 一門の長としての責務が最も重い年代と重なる
 • 右目の問題(呪い/代償)の悪化や継続
 • 他者に狙われる頻度の増加
 • 結界・護符の破損や反作用が起こりやすい時期

橋渡しとなる描写が多いわけではないが、
「現実の厄年」と「祓い屋という職業的なリスク」を重ね合わせると、
物語の緊張が自然に高まる年代として位置付けられる。



■ 余白としての意味

夏目友人帳は、明確な「不幸のピーク」を描く物語ではない。
しかし、祓い屋の世界は常に死と隣り合い、
的場一門の長は、あらゆる術式・政治・対立を背負う立場にある。

その中で、「本厄」を迎えたのが物語のちょうどこの時期であったと考えると、
 • 無理を重ねる的場
 • 表情や言動の僅かな“綻び”
 • 右目の痛みや代償
 • 誰にも頼れない状況
 • 名取や夏目との接触

こうした描写に、別の解釈の余地が生まれる。



■ まとめ
 • 的場静司は1988年生まれ(公式の年齢設定から逆算)
 • 厄年は 2011~2013年
 • 本厄は 2012年
 • 作品世界の時代感と大きな矛盾がなく、祓い屋としてのリスクとも重なる

明言されない部分だからこそ、
彼の周囲で起きる出来事を“厄年”というフィルターで読み直すことで、
人物像に新たな深みを持たせることができる。